Vine Linux 2.6r32004.1.30 |
薄さよりも持ったときの軽さに重点を置いた新機種SXにインストールする機会が 出来たので試してみました.今回は,雑誌等にまだ2.6r3が付録で付いて来ない ので,FTPインストールにしてみました. さて,インストールの準備ですが以下のようになっています.
機器構成パーティションは実は預ったときから20GBずつに分けられていたのでそれをその まま利用しました.Linux側はswapに509MB,残りは単一フォーマットで構成は次 のようなものです.
- 本体
- Toshiba DynaBook SS SX (WinXPモデル)
- メモリ/256MB
- ハードディスク/40GB
- フロッピードライブ/専用USB FDD
ディスク /dev/hda: ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 4864 ユニット = シリンダ数 of 16065 * 512 バイト デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム /dev/hda1 * 1 2432 19535008+ 7 HPFS/NTFS /dev/hda2 2433 4798 19004895 83 Linux /dev/hda3 4799 4863 522112+ 82 Linux スワップ |
起動はFDDから行うようにしました.デフォルトでは起動がHDD最優先となってい るので起動時に,F2のキーを押してFDからに指定します.なお,起動ディスクの 作成は,Vine公式ページの3.4 ブート ディスクの作成に従い,あらかじめダウンロードしておいた bootnet.img を
$ cat bootnet.img > /dev/fd0
で作りました.
テキストモードでインストールしました.FTPサーバの選択は,ネットワーク的 に近いところと言うことで,
ftp.riken.go.jp
を使わせていただきました.このサーバに接続する場合にはディレクトリとして,
/pub/Linux/vine/Vine-2.6/i386
を指定します.うっかりその下の Vine ディレクトリまで書いておく と,当然ですが,エラーになります.また,起動ディスクの作成はメニューに従っ て実行しましたが,出来ませんでした.
ビデオカードの認識はデフォルトの VESA (Generic) で1024x768 True Color だと,インストール完了後に起動する とき,Xが起動できないでキャラクタベースのログイン画面に落ちます. Xconfiguretorを用いて16bitカラーにしたらとりあえず動きました.ただ, Xconfiguretorの終了時に,画面が乱れて正常に文字が出なくなりました.試し てみると,グラフィカルログインでXが立ち上がっているときに,Ctrl+Alt+F2の ようにコンソールに移ったり,Xを終了したりすると画面が乱れることがわかり ました.そこで,機種は違いますが,
http://www.ic.sci.yamaguchi-u.ac.jp/~kawamura/Japanese/Comp/DynabookSS_S8.html
を参考に,フレームバッファに対応させると,まともに動作しました.
2.6r3のポイントはソフトウェアサスペンドへの対応ですので,先ず試しました. やりかたはやはり上記のページを参考にしました.sourceforgeからツールを取っ てきて環境を構築するだけです.その結果,/etc/lilo は次のようになっています.
prompt timeout=50 default=linux boot=/dev/hda map=/boot/map install=/boot/boot.b message=/boot/message vga=792 lba32 image=/boot/vmlinuz-2.4.22-0vl2.8 label=linux append="video=i810fb:vram=16:hsync1=30:hsync2=55:vsync1=50:vsync2=85:accel=mtrr resume=/dev/hda3" read-only root=/dev/hda2 image=/boot/vmlinuz-2.2.25-0vl3 label=linux-2.2-up read-only root=/dev/hda2 other=/dev/hda1 optional label=xp |
これにより,
$ sudo /usr/local/sbin/hibernate
でサスペンドできています.2回ほど試したところでは問題ありませんでしたが, 動作は遅いです.
また,ダイナブックの問題としてSS2010のときとどう様に,リブートすると固ま ります.再起動はまず停止して,それから起動という作業が必要です.