Vine Linux 2.5
on
DELL Latitude X200
via
VirtualPC4.0 and VMware3.0

最終更新日
2002.9.15

  1. ページ構成
  2. 準備

    別ページに書いているように,この機種はLinuxでのサスペンドがうまく行きま せん.(こんなことならDynaBookにしておけば良かった,というのは後の祭)や むなく,エミュレータ経由でLinuxを使うことにしてみます.幸い,昨年購入し たのが余っているし,CPUもそれなりに早いので何とかなるでしょう.とにかく, Linuxが動かないと仕事にならないし.

    さて,インストールの準備ですが以下のようになっています.

  3. VirtualPC4.0

    1. インストール

      VirutalPC自体のインストールは通常のWindowsアプリケーションのインストール と同じなので省略します.その中で,Virtualマシンを新規に作成し,Vineのイ ンストールとなるわけですが,仮想ディスクは16GBもの広大な空間を割り当てて くれるので,それ利用します.ただし,そんなにたいへんな作業もするわけでは ないため,使用するのは4GB位に押さえています.メモリも全体で384MB積んでい るので大盤振る舞いで192MB割り当てました.ネットワークは,メルコの無線LAN 経由で作業することが多いため,NAT経由でのDHCP接続としました.他のマシン のXの画面を飛ばせないのが痛恨ですが,仕方ないでしょう.

    2. 感想

      とりあえず使ってみましたが,気になる点としては仮想マシンの起動がかなり遅 いことと,ログインする際にログインダイアログが消えるまでが物凄く遅いこと でしょうか.いったんGNOMEのデスクトップに入ればそれなりの速度で動いてく れるようですが,最初が遅いのがちょっと難点かなあ.ウィンドウ操作も多少も たつくので,気になる人は気になるかも.

      Xの設定では,キーボードをjp106に変更するのと,スクロールマウスを使用する ための記述を加えることくらいで,後は快適に使用できます.動作にちょっとも たつきがあるけど,インストールと設定は後述のVMwareより遥かに楽にできます.

  4. VMware

    1. インストール

      VMwareのインストールも通常のWinアプリと同様ですので,省略させていただき ます.仮想マシンの新規作成では,ネットワークをやはりNAT経由にしたことく らいがデフォルトからの変更です.

      VineのインストールではXの設定は行いません.これは,VMwareToolというもの を後からインストールして画面の表示速度の向上やポインティングデバイスの最 適化を行う,という使用のためです.また,無理にXの設定をしようと思っても たぶんうまく行かないでしょう.グラフィカルインストールを選択するとVGA画 面は起動できますが,それ以上のことはあまりうまく行きませんでした.また, グラフィカルインストールはテキストベースインストールの4倍くらい時間がか かるのでやめておいた方が賢明です.

    2. VMware Tools

      基本的なインストールが終わると次がVMware Toolsのインストールです.VMware のメニューにあるSettingの中に項目があります.これを,バーチャルマシンの ゲストOSが起動している状態で行います.それにより,仮想的なCD-ROMドライブ が用意されるので,それを利用してインストールします.

      まずは,ルートで

      # mount /mnt/cdrom

      とし,マウントされた仮想ディスク内のファイルをコピーします.

      # cp /mnt/cdrom/vmware-linux-tools.tar.gz /tmp
      # cd /tmp
      # tar zxvf vmware-linux-tools.tar.gz

      これによりファイルが展開されるので,インストールに入ります.Vineの場合は ディストリビューションが自動的に認識されないので

      # cd vmware-linux-tools
      # ./install.pl redhat

      のようにオプションつきで実行します.質問に答えて行って,

      The installation has completed.

      が出れば完了です.これで,Xの設定にはいるわけですが,Xconfiguratorを用い る方法では私にはうまくできませんでしたので,設定ファイルをエディタで編集 して行う方法にしました.

      /etc/X11/XF86Config-4

      に以下のような項目を加えておきます.

      Section "Screen"
         Driver "accel"
         Device "VMware SVGA"
         Monitor "VMware Monitor"
         Subsection "Display"
            Modes "1024x768"
         EndSubsection
      EndSection
      

      これで本来のモニタサイズである1024x768でXが起動できるようになりますが, これだけだとフォント指定がまずいので汚い文字になったり,GNOMEではメニュー が文字化けしたりします.それを直すにはFontPathの設定のところも変更しましょ う.同じファイルのフォントの部分に

      FontPath "unix/:7100"

      を加えてください.これで良くなります.

    3. 感想

      体感的な速度はVirutalPCよりも明らかに早いです.メモリの割り当ても素の 128MBですが,快適です.ただし,Xの設定はまだ甘いところがあって色数がちゃ んとできていないため,その分速度が早いのかも知れません.他に,気になる点 としてはスクリーンセーバーがなぜか800x600で起動するようで画面の一部だけ が機能しています.原因は不明ですが,実害がないのでとりあえず良しとしてお きましょう.


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Masahiko Nawate (nawate@yasuragi.or.jp)